猿投の森は、まさに春!
ヤブツバキの赤が存在感を放ち、ムシカリやタムシバの白が目を引き、ミツバツツジが華やかさを添え、シロモジやキブシ、スミレたちの可憐な花に魅せられた。そして、山桜の巨木は、芽吹いたばかりの周りの大木群よりも頭ひとつ高く、のびのびと枝を張って淡いピンクの花を誇らしげに咲かせていた。
観察指導員の楯さんのガイドのおかげで、普段見過ごしてしまうような草花の一本一本、木々の葉一枚一枚に目を凝らすことができ、優しい気持ちになれた一日であった。
食事会も素晴らしかった!豚汁、サラダ、その場で焼いてくださった焼肉、自然の中にしっくりとけ込んだ色合いの三色団子と草餅等々・・・。散策の時間と相まって「春」そのものをプレゼントして頂いた。
ゆったりとした時間の流れにのっとって計画された観察会は、自然との対話ができるコマクサの会ならではの山行だった。    記録 佐原
詳細はここクリック⇒山が呼んでいる